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私たちについて

完全に独立した公平な立場でエレベーター保守管理をサポート

2024年5月26日

2024 05 26
エレベーターマネージメント代表の森 匠将がホワイトボードを使って説明している

エレベーターマネージメントのコンサルティングは、大手エレベーターメーカーや独立系保守会社から完全に独立した公平な立場で明確なアドバイスを実践しています。いずれかのエレベーターメーカーや独立系保守会社の代理店ではありません。契約先が一部の会社に偏ることなく、最適な提案で最良の選択をサポートできます。

マンション住民様やオーナー様と一緒の立場で、快適で安心した環境づくりを目指して、エレベーター会社や管理会社との協議、交渉、打ち合わせを行っています。

なぜエレベーターコンサルタントを起業したか

今から27年前の1997年、27歳だった私は当時グローバル企業だったシンドラーエレベータ社に中途入社しました。新卒入社した広告代理店とは全く畑違いの業界でしたが、外資系特有の忖度の無い実力主義で世界に通用するエレベーターを日本で広め誰よりも受注していく気概をもって日々設計事務所、大手から中小ゼネコンを片っ端から飛び込み営業を掛けていきました。

東京本社営業配属等を経た2006年にあの衝撃的な事故が発生してから、それまでの人生観、価値観、周りの環境が一変しました。休日、夜間を問わず現場を駆け回る技術員、報道のたびに説明に呼び出され無理難題の要求、回答を求められ、社内ではすでに組織としての機能、統制がとれない状況下で一番私が学んだことは【エレベーターの安全は何よりも優先されなくてはならない】事です。

私は技術者ではありませんし、エレベーター図面をCADで作図する設計者でもありません。ただ単に会社が製品化、商品化されたサービスを売る営業員の経験しかなかったのでこのような甚大なクレームに対しての客先への対応、説明に赴いても「何かに付け込んで営業をかけようとしている」、「自社の立場を優位にしようと騙そうとしてる」と受け止められてしまったりして答えのでない問題から抜け出せず、非常に苦しみました。

その頃から、中立の立場で客観的に物事を判断して適切に顧客に助言、サポートのできる存在があればと思い始めたのがそもそものきっかけでした。

あるビル所有会社の施設担当の方との面談で、「マンション管理専門の資格があるらしい。いざという時、資格は身を助けるから取っといた方がいいよ。」とちょっとした雑談でしたが、私にとっては藁をもすがる気持ちでその資格の事を調べて、一念発起し資格取得に向けて勉強する事にしました。その資格はマンション管理士という資格で主に管理会社、不動産会社に従事される方たちが取得される資格でしたが、合格率が当時7%と超難関資格で今までの建物管理業務で携わったことのない知識が問われており実に資格取得まで4年かかってしまいました。

次に、幅広いエレベーターメーカーの製品知識、実績経験が必要と考え2016年にシンドラー社が日本オーチス社に事業譲渡、撤退するきっかけで退社を決意し当時国内で独立系保守会社最大手だったエス・イー・シーエレベーター株式会社に転職し、ほぼすべての国内エレベーター製品について主にリニューアル工事についての営業と現場経験を積むことができました。

ここでは、エレベーターの技術的な現場経験、知識以外のエレベーター業界、管理業界の社会的市場背景についても見聞き体験する事ができ、そこでもエレベーターの知識、経験もない一般消費者が部品供給停止の要請から、期限付きで高額なリニューアル工事を供給者側からの提案だけで検討、発注せざる得ない状況に違和感を覚え、賃貸マンション管理でも通じるように「賃貸不動産経営管理士」の資格を取得後、満を持してエレベーターコンサルタントを個人事業で立ち上げました。

独立した立場で公平、公正にエレベーター保全管理業務をサポート

もともと、閉鎖的で世間一般に関連情報のないのでエレベーターリニューアル工事の検討といっても、比較の仕方もわからない消費者に代わって助言、アドバイスするべきはマンション管理士と考えられていました。しかしながら、特定の法律知識のみで実務経験が無くても取得できるマンション管理士では管理会社以上にその役割を担うことは難しいのが現実でした。

そこで、エレベーターの実務経験、しかもメーカーと独立系保守の両面と一通りの区分所有法、マンション管理適正化法を習得しているアドバイザーがいれば一挙に解決できるのです。

それに加え、純粋に独立した立場で利益相反行為を許さない公平で明確な検討作業が可能な唯一の存在なので、すべての課題を理事会、理事長中心の合議制で進行しなければならないマンション管理組合のニーズに最適に応えられる存在に成るべく、国内すべての管理組合理事長様、賃貸マンションオーナー様、日々過酷な業務に追われて疲弊されている管理会社のフロント担当者様にこの存在を知ってほしいのです。

エレベーターマネージメントは私が代表であり、直接コンサルタント業務を担当いたします。エレベーター会社や管理会社とは対等な立場で協議、交渉、打ち合わせを行います。従って皆様から戴くコンサルタント料金だけが収入、収益となるので他の営業代理店提携料、販売手数料、紹介料は一切ありません

第一に管理組合、所有者様の意見を聞き、現場の状況からプロの見解を簡潔明快に課題解決し、より良い保全管理を提案するのが責務です。

当然、コストダウンは大きな目的の一つですが安全、品質を犠牲にせず両立した最良のバランスのとれたリニューアル工事を実現させます。


エレベーターに関するご相談は無料です。
いつでもお気軽にご連絡ください。

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